認定支援機関として、地域密着であり続けたい
補助金や金融支援の制度は日々変化します。しかし変わらないのは「地域の現場」。
私たちPlow株式会社は認定支援機関として、机上の支援ではなく現場に寄り添う支援を貫いてきました。
今回は、私がなぜ「地域密着」であることにこだわり続けるのかをお話しします。
1.「机上の支援」では意味がない
認定支援機関として活動を続けるなかで、私は何度も痛感しました。
経営改善計画も補助金も、書類の中で完結してしまえば意味がないということです。
書類を整えることは大切ですが、企業の再生はそこからが本番。
実際の現場に入り、社長や従業員と一緒に汗をかかなければ、計画は机上の空論で終わってしまいます。
数字ではなく、人と動きを見る。
それが、私たちが最も大切にしている支援の原点です。
2.地域密着でなければ見えないもの
私たちが支援するのは、地域に根を張って事業を続ける中小企業です。
都会のコンサルティングでは拾いきれない、地域ならではの強みや制約がそこにはあります。
- 地域特有の商慣習や人間関係
- 顧客・仕入先との長年の信頼関係
- 「地域ブランド」としての誇りや文化
こうした要素は財務諸表には現れません。
しかし経営の現実を動かすのは、まさにこの「見えない資産」なのです。
3.「共に考え、共に動く」支援の形
経営改善の現場では、答えを外から持ち込むよりも、社長と一緒に答えを見つけていくことが重要です。
私たちは、単に「診断」するだけでなく、行動計画を現場で一緒に設計し、実行まで伴走します。
行動に落とす支援のプロセス
- ① 現場ヒアリング:日常業務を観察し課題を見える化
- ② 経営者との対話:数字の裏にある考え方を共有
- ③ 実行設計:改善の手順を行動ベースに落とし込む
- ④ フォロー:改善が定着するまで伴走支援
支援とは「教えること」ではなく「一緒に変わること」。
その積み重ねが、地域企業の再生を支えています。
4.実業を通じて“現実を知る”支援機関へ
Plow株式会社は、認定支援機関でありながら、製造・卸・小売・ECなど、複数の実業を自社で行っています。
抹茶や味付海苔の製造、オンライン販売、ECマーケティングまで──
支援と実業の両輪を回すことで、現実に即した支援が可能になっています。
実際に商品をつくり、売り、顧客と向き合う。
そのリアルな経験が、机上では見えない経営課題を理解する力を養います。
「実業を知る支援機関」であり続けることが、私たちの信念です。
5.地域の未来をつくるのは中小企業
地域経済の主役は、やはり地元の中小企業です。
雇用を生み、地域の文化やつながりを守るのは、地域に根ざした企業の力です。
だからこそ、私たちは「補助金を取るための支援」ではなく、
地域に残る企業を次の世代へつなぐ支援を目指しています。
そのために必要なのは、制度の知識ではなく、現場を見る力と、信頼でつながる関係です。
私たちの支援は、その連鎖を生み出すための“現場の伴走”です。
6.Plow株式会社のこれから
これからの10年、私たちは「地域企業と共に歩む支援機関」として、さらに進化していきます。
行政・金融機関・企業をつなぐハブとして、現場の声を経営支援の仕組みに反映していく。
その中心には、常に「地域」があります。
支援の本質は、人と人との信頼です。
どれだけデジタルが進んでも、最終的に企業を動かすのは人の想い。
その想いを支えるのが、私たち認定支援機関の使命だと思っています。
地域企業の経営改善・再構築のご相談
Plow株式会社は、認定支援機関として地域に根ざした経営支援を行っています。
月次決算体制の構築から補助金・金融支援・販路開拓まで、現場と共に伴走します。
初回相談無料・秘密厳守・オンライン対応可