売上をつくるのって本当に難しいと思う今日この頃
「売上をつくること」ほど、シンプルに見えて奥が深いものはありません。
一生懸命やっているのに数字が動かない時もあれば、偶然うまくいったものが翌月には消えてしまうこともある。
経営者として、改めて「売上とは設計の結果」だと痛感しています。
売上は「努力」ではなく「設計」で決まる
かつて私は「頑張れば売上は伸びる」と考えていました。しかし実際には、努力ではなく流れの設計が売上を生みます。
売上は、次の4段階に分解できます:
- ① 接点(どれだけ見られるか)
- ② 関心(必要性を感じてもらえるか)
- ③ 比較(競合より買う理由があるか)
- ④ 購入(最後の一押しがあるか)
この4つが揃って初めて売上になる。つまり、売上は「偶然」ではなく「流れの設計」です。
「売れる商品なのに売れない」問題
商品は良い。お客様からの評価も良い。それなのに売上が伸びないことがあります。
良い商品 ≠ 売れる商品
売れるために必要なのは、商品力そのものではなく伝わり方です。
お客様が買うのは「機能」ではなく「意味」です。
つながる瞬間
マクロ経済もミクロ経済も、企業経営理論も、すべては「人とお金と選択」の動きで繋がっています。
学んできた理論が、現場での意思決定を支える感覚が増えてきました。
では、明日から何をするか?
- 売上を「努力」ではなく「流れ」で捉える
- 接点 → 関心 → 比較 → 購入 のどこが弱いか可視化する
- 弱い点だけを改善していく(全部やらない)
よくある質問(FAQ)
商品が悪いのか導線が悪いのかわからない場合は?
まずCVR(購入率)を見ます。接点はあるのに売れない → 導線の問題。そもそも接点がない → 集客の問題です。
広告費は使うべき?
導線が整ってから使う方が効率的です。
比喩で言えば、水漏れしたバケツに水は注がないのが基本です。
まとめ
- 売上は「がんばり」ではなく「設計」で決まる
- 商品力よりも伝わり方が売上を左右する
- 改善は「どこが弱いか」に絞ると進む