経営相談には何が必要?用意してくれると話が早い、会社の資料
「何を持っていけばいいか分からないので、相談をどうやってしたらいいのかわからない」。そんな社長も少なくありません。手元にある決算書や返済予定表から見せてもらえれば、足りないものはこちらで順番に整理、推測できます。
最初の相談で持ってきてくれると話がスムーズにいく資料
資料は何を見るために必要なのか
| 資料 | 確認すること | 見つかることがある課題 |
|---|---|---|
| 決算書 | 3年間の売上、利益、借入、現預金の変化 | 売上は増えているのに利益が減っている、借入だけが増えている |
| 試算表 | 今期の足元の業績 | 最近の仕入高騰や人件費増加が利益を押し下げている |
| 返済予定表 | 銀行別の借入条件と年間返済額 | 返済時期の集中、短期借入の積み上がり、返済負担の偏り |
| 預金の動き | 実際の入金と支払い | 税金・賞与・仕入の支払月に資金が大きく減る |
| 会社・商品資料 | 商売の流れと強み | 利益が出る商品と出にくい商品、特定取引先への依存 |
試算表が数か月遅れていても相談できます
中小企業では、試算表が毎月すぐに出ていないことも珍しくありません。その場合は、売上集計、給与、仕入、外注費、大きな支払いなどから、現在に近い数字を組み立てます。
数字が古いことを隠す必要はありません。「どこまで処理できているか」が分かれば、足りない部分を確認できます。分からないまま計画を作るほうが問題です。
決算書には載らない話も大切です
資料を見れば会社のすべてが分かるわけではありません。最近、現場で起きていることは社長から聞かないと分かりません。
- 大口取引先からの受注が減った、または増える予定がある
- 帳簿外取引がある、粉飾決算をしている
- 材料費や外注費が上がり、値上げが追いついていない
- 利益の出る商品と、忙しいわりに利益が残らない商品がある
- 設備の入替え、採用、退職、賞与など大きな支出予定がある
- 税金や社会保険料の支払いが重く感じる
- 銀行へ融資や借換えを相談したい事情がある
こうした話を数字とつなげていくと、改善計画が会社の実情に合ったものになります。特に粉飾決算や帳簿外取引は基本的に判明しますし、初めから教えていただいた方が良いということは面談時に弊社は必ずお話をしています。帳簿外があるから、粉飾しているから受けれませんということはございませんのでご安心ください。
相談内容によって追加で確認する資料
何を相談したいかによって、追加で必要になる資料は変わります。最初から全部を用意する必要はありません。
| 相談したいこと | あると話が早い資料 |
|---|---|
| 資金繰りを改善したい | 売上の入金予定、仕入・給与・税金などの支払予定、預金の入出金明細 |
| 融資や借換えを検討したい | 全金融機関の返済予定表、借入残高一覧、資金の使い道が分かる見積書 |
| 利益を増やしたい | 商品別・取引先別の売上、原価、粗利益が分かる集計資料 |
| 設備投資を考えている | 設備の見積書、投資後の売上見込み、採用や外注費など関連する支出 |
| 経営改善計画を作りたい | 今後の受注見込み、改善したい課題、社長が考えている具体的な取組 |
Vアップ事業など公的な支援制度を使う場合は、申請書、履歴事項全部証明書、見積関係書類、主要金融機関の取引明細などが別途必要になりますがこれは初めは必要ありません。後々必要となります。制度を使えるかどうかも含め、相談後に確認すれば大丈夫です。
書類をそろえるだけでも会社の見え方が変わる
複数の銀行から借りている会社でも、借入一覧を作っていないケースはあります。返済予定表を一つにまとめると、「この月から返済額が下がる」「短期借入が毎年そのまま残っている」といったことが見えてきます。
資料整理は申請のためだけに行うものではありません。会社の健康診断として数字を並べ直すことで、資金繰りや返済負担を考える材料になります。
企業様からよく聞かれること
Q.資料が全部そろっていなくても相談できますか?
A.もちろんできます。まず手元にある決算書、試算表、返済予定表などを確認し、足りない資料を順番にそろえます。
Q.資金繰り表を作ったことがありません。
A.入出金の実績、今後の売上予定、給与、仕入、税金、返済予定が分かれば作成できます。完成したものを用意する必要はありません。
Q.借入先が多く、返済予定表がばらばらです。
A.そのままお持ちください。金融機関別に残高、金利、月々の返済額、完済予定を一つの一覧に整理します。
Q.最初の相談では何を話せばよいですか?
A.資金繰りで気になること、売上や利益の変化、今後の受注、設備投資や人員の予定などを伺います。うまく説明しようとせず、分かる範囲で大丈夫です。というか課題わからないケースもありますのでお気軽にご相談ください。/p>
大阪の認定支援機関 Plow株式会社
Plow株式会社は、大阪の中小企業を対象に経営改善を支援する認定経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107827001712)です。決算書や借入資料が整理できていない段階から、会社の健康診断、資金繰り表、早期経営改善計画、銀行への説明、計画後の伴走支援まで進めます。
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